人が毛皮を着るようになって、やがて時代が流れて「中世」と呼ばれる時期には住む地域によって肌や言語の違いまで出てきました。
その事に人々は、その地域の特色に合った「農業」を行うようになり、人々は食べ物に困らなくなりました。
そうなってくると地域によっては、わざわざ食料として動物を捕まえる必要がなくなり、自然と毛皮の代わりを探す事になります。
そんな時に人々が見つけたのが「羊毛」です。
この羊毛を糸にして作られた「衣服」は人々に受け入れられました。
そして、材料に使われた「羊毛」は今でも「ウール」と名称を変えて私達が着ている服にも使われています。
また、蚕が吐き出す糸を紡いだ「絹（シルク）」は、布として使われた当初から現在まで「高級品」として扱われています。
ですが、今では船や飛行機などの輸送手段があるので「絹」に限らず原材料が少ない希少な動物の毛で作られた「衣服」も日本に輸入される様になりました。
この様に、人々は時代が進むごとに毛皮を着ていた頃からは想像も出来ない「衣服」の変化を時に楽しみ、時に試行錯誤しながら歩んできたのです。
今は大きなショッピングモールに行けば、色々な服を手に取ることが出来るのです。
なので、興味がないからと見向きもしないのは勿体ない事だと私は思いますね。
