ファッションとオシャレの歴史

ファッションとオシャレの歴史 → 「顔」を彩るために

「顔」を彩るために

ファッションでは、色々な「小物」が活躍する場面があります。
なぜなら、いくら服のデザインが良くても、それを彩る「小物」が合っていなければ全体のバランスが崩れてしまいます。

そんな「小物」の中には、体に見つけるものだけでなく「顔」を彩る物もあります。
例えば、まつげを長くみせる「付けまつげ」に唇を華やかにしてくれる「口紅」に付けるだけで印象が変わる「付けボクロ」もあります。

この様に「顔」もファッションの一部と考えられており、特に「付けボクロ」に関しては服装にこだわった中世の上流貴族の間で面白い流行がありました。
それは星型やトランプの柄を象った「付けボクロ」を顔に貼り付けるのです。

当時は洗顔をするのは不健康だと思われており、男性も女性も顔の「くすみ」や「シワ」を白粉で隠していました。
その白粉を塗った肌の白さを引き立たせるのに、そんな大きな「付けボクロ」が流行ったのかもしれませんね。

流石に今では星や月の形をした「付けボクロ」はありませんが、驚くほどに長い「付けまつげ」は女性の必須アイテムとして色々な場所で売られていますね。
いつの時代も、一見すると驚くような「小物」を使ってオシャレを楽しむ人達は居るんですね。

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