ファッションとオシャレの歴史

ファッションとオシャレの歴史 → 「近代」から「現代」へ

「近代」から「現代」へ

西洋で「ルネッサンス」と呼ばれる芸術の文化が花開いた頃から、人々の衣服に対する認識も変わってきました。
当初は環境の変化から身を守るだけだった衣服が定着して、そして一枚の布から色々な形に出来る技術が生まれました。
そこから人々は次第に衣服の素材だけでなく、色やデザインにもこだわり出したのです。
そして、一部の上流階級の人々がしている格好が最新のオシャレとなり、そんな衣服を来て自画像を残す事が一種の「地位の象徴」にもなりました。

ですが、ただ見せるだけの衣服は日常生活には何かと不便な事が多かったので、この頃に主流となっていた服は今では絵の中にしか残っていません。
代わりに西洋文化が日本に入ってきて、洋装が一般的になり始めた明治時代になると、見た目もですが機能性も重視される様になりました。
そのため「近代」と呼ばれる一八六〇年代頃に人々が着ていた洋装の多くは、少し形や名前は違っていますが今でも数多く残っています。

そして、デザインや種類に関しては一通り揃った現代では「見た目」だけでなく「機能性」と「価格」が重視される様になりました。
なので、今の「大手」と呼ばれる服飾メーカーの多くはデザインだけでなく同じデザインの色違いを多く出したり、着心地が良い上に手頃な値段で買える衣服を売り出している所が多いです。

たしかに一点物も良いですが、好きなデザインの色違いや肌触りや防寒がしっかりしてるなど着心地がいいのも「ファッション」には大事な要素ですからね。

「衣服」の歴史

「名前」と「流行」の変化

「小物」の発展

「下着」の発展

「髪型」と「ファッション」

「足元」の歴史

「ブランド」の誕生

「価格」と「高品質」の変化

「芸術」と「ファッション」

「サブカルチャー」と「ファッション」