「ネイルアート」とは「爪」にデザインを施した「つけ爪」をしたり、時に「爪」をキャンバスの様にして色々な模様を施すファッションの一つです。
これは近年になって流行した様に思われがちですが、実は古代エジプトでも「爪」に色を塗ったりする文化があったそうです。
実際に遺跡から発掘されたミイラの「爪」には「染料」が残っていたそうです。
ですが、今のように凝ったデザインがされるようになったのは有力な説として十八世紀頃のヨーロッパから始まり、それが貿易の道だった「シルクロード」を通じて 中国に伝わり、日本には平安時代に伝わったそうです。
その頃は花を潰して染料を作っていたそうですが、今では様々な手法があるので、その方法によって呼び名が違います。
下で紹介しているのは、その一部です。
「つけ爪」の中で最も一般的なタイプです。
これはアクリル樹脂で形作られた爪を、個人の好みや自前の「指」や「爪」に合わせて付けます。
こだわる人の中には自分でデザインする人も居ますが、多くの人は売られている物を使います。
使い方としては専用の接着剤を使って「爪」に貼ります。
これは取り外し可能で、何度も使えるので気に入ったデザインを箱に入れて持っている人も少なくないです。
これは「彫刻」を指す英単語から生まれた「ネイル用語」で、方法としては自分の「爪」に樹脂を練りつけて、それを台紙の様にして塗料やデコレーションを施します。
こうすれば、立体的なデザインも出来るようになります。
これは先に紹介した二つの間に位置する方法で「爪」の数ミリ先だけに装飾されていないチップを付けて、立体的なデザインで「爪」とチップの繋ぎ目を分からなくするのです。
この方法なら、時間も短く済む上に立体的なデザインを楽しむ事ができます。