ファッションとオシャレの歴史

ファッションとオシャレの歴史 → 「古代」と「中世」の「下着」

「古代」と「中世」の「下着」

古代では、裁縫の技術も発達しておらず、布一枚を作るのも大変な労力が必要でした。
なので、適度な大きさの布を腰に巻きつける事で「下着」としていました。
このタイプの「下着」は身に付け方が二つあり、今も「クラシックパンツ」と呼ばれている日本の「ふんどし」の様なタイプと、胴体に何重にも布を巻きつけて「ピン」や細く作った「ベルト」で止めるタイプがありました。

赤道近くや熱帯の中で生活する人々にとっては、衣服の必要がなく「ふんどし」の様な布だけでも生活が出来たので、そのまま「衣服」として今も着ている所があります。
しかし、他の地域では気候の変化が多かったので布一枚だけでは生活に困るので「下着」の上に衣服を重ねたのです。
今のアジアやアフリカ、それからインドでシンプルな「下着」が多いのは、この為だと考えられています。

また「古代」の社会では、男女の「下着」の区別がなかったので布一枚を利用した「下着」は男女とも同じデザインの物を着用していたと考えられます。
そんな時代なので「古代ギリシア」や「ローマ帝国」等では、長い布地を巻きつける際に胸元で余裕をもって布を下に垂らすことで「下着」を隠したり、その布が落ちない様に金具などを使っていたと考えられています。

「衣服」の歴史

「名前」と「流行」の変化

「小物」の発展

「下着」の発展

「髪型」と「ファッション」

「足元」の歴史

「ブランド」の誕生

「価格」と「高品質」の変化

「芸術」と「ファッション」

「サブカルチャー」と「ファッション」