ファッションとオシャレの歴史

ファッションとオシャレの歴史 → 「スカート」の変化

「スカート」の変化

現代でも女性が身につけるファッションの代表とも呼べるのが「スカート」ですね。
古くは一枚の布を巻きつけるだけだった「衣服」が時代を重ねるごとに発達した技術によって、体の部位に合わせて着脱できるようになりました。

そんな中で生まれたのが「スカート」です。
中世の頃までは肌の露出は良くないと考えられており、「ロングドレス」の裾を「スカート」としていました。

また、「スカート」の部分は膨らんでいる方が腰が細く見えるという理由から、当時の女性達は布のスカートの下に木やワイヤーで組んだスカートの型を着込んでいました。
しかし、二十世紀に入ると女性の衣服も派手なデザインよりシンプルに、見た目より動きやすさが重視されるようになりました。

そのために「スカート」は単体で作られるようになり、長さも変わっていきました。
特に戦後では日本にも海外の有名ブランドが出した既製品が出回るようになり、若者達の間で流行したのが「ストリートファッション」です。
その中でも十代の若者の定番が「ミニスカート」でした。

特に一九六〇年代は「ストリートファッション」のデザイナーとして有名だった人が発表した「ミニスカート」をモデルの「ツイッギー」が着用した「ミニスカート」は世界中に広がり、また「ツイッギー」が日本に来日した事で日本でも「ミニスカート」が大流行したのです。
今も十代の定番になっている「ミニスカート」の歴史は意外に長いんですよ。

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